尾張町商店街とはABOUT
歴史的建築物や昔懐かしい
お店が軒を並べる、
城下町風情あふれる商いの街。
尾張町商店街は、橋場町から武蔵へ至る道沿いに、創業100年を超える老舗から、オープン間もないお洒落なお店まで多くの店舗が並ぶ商店街です。
尾張町は近江町市場と主計茶屋町・ひがし茶屋町といった観光スポットの中間に位置しており、観光地から観光地へ移動するには絶好のお散歩コース。伝統的な造りの建物がそのまま使われているお店や、町家を改修した町家カフェやバー、居酒屋などのレトロモダンなお店もあり、見て歩くだけでも楽しめます。
尾張町の標語
加賀圀
のれんが“粋づく”あきない街
移ろい行くモノでなく、変わらない心のこもった“おもてなし”をカタカナの街でなく、ひらかなの街を創り上げるこころ粋を持つ。
尾張町憲章
尾張町に生まれ育ってきた者が、連綿と続いてきた老舗のたくましさを受け継ぎ、時代を超えて人と人の「ふれあい」を大切にし、この街の良さを心から愛し、誇りを持つ老舗の商店街である。それは、この街より我を生かす道なしとし、古さの中に新しさを、新しさの中に古さを見い出して、変わることのない魅力を掘り起こし、先人の求めた以上の未来へ自らの地歩を進めつつ、失敗を恐れず有言実行の行動力を持って、周辺地域とともに個性的な真の活性化を目指すものである。
尾張町の歴史
尾張町は金沢城下町のうちの本町の一つです。町名の由来は、前田利家の金沢入城の際に、尾張荒子(前田利家生誕の地・現在の名古屋市中川区)より呼び寄せた御用商人の居住地だったためといわれています。
寛永12年(1635年)頃まではもっと南側の城に近い大手町寄りにあったが、同年の大火後は城から離れた現在の地に移転しました。
江戸期は米仲買商を中心に各種の店舗が71軒並び、金沢経済の中心地でした。文化8年(1811年)には米仲買13・道具商10など多くの商店が並んでいました。
元禄6年(1693年)には江戸~金沢間を月に三回往復する飛脚「江戸三度」の集荷所が当地に建設されました。
今、尾張町にある伝統的な様式の建物は広い間口の大型の商家建物が多く残っています。殆どは明治になってから建てられたものですが、江戸時代のものも多く含まれています。
周辺の
観光名所
近江町市場
金沢の食文化を支える「市民の台所」として親しまれている近江町市場。狭い小路には約180の店が並び、日本海の新鮮な海の幸や地元産の野菜や果物、漬物、菓子類など取り扱う商品も豊富。常に多くの観光客で賑わい、活気に満ち溢れています。
- 所在地
- 石川県金沢市近江町50
- アクセス
- 尾張町商店街振興組合から徒歩4分
金沢文芸館
金沢市橋場町交差点に位置する、昭和4年に建てられた銀行を改築した建物で、国登録有形文化財に指定されています。金沢の文芸活動の拠点・発信基地として開設され、創作への活力と意欲の沸きたつ空間や交流の場、学びの場を提供しています。
- 所在地
- 石川県金沢市尾張町1-7-10
- アクセス
- 尾張町商店街振興組合から徒歩4分
主計町茶屋街
昔ながらの風情ある料理屋や茶屋が立ち並ぶ主計町茶屋街。「くらがり坂」「あかり坂」など古き良き時代の街並みを彷彿とさせる路地裏の道が張り巡らされており、多くの観光客が訪れています。
- 所在地
- 石川県金沢市主計町
- アクセス
- 尾張町商店街振興組合から徒歩8分
ひがし茶屋町
かつての華やかな賑わいが感じられるノスタルジックな街並みで、金沢文化を代表する茶屋町のひとつ。外国人観光客も多く、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
- 所在地
- 石川県金沢市東山
- アクセス
- 尾張町商店街振興組合から徒歩13分